メンズスキンケア用品の種類
化粧水について
スキンケアの基礎中の基礎といえば「化粧水」です。これは、洗顔後、最初につける化粧品という意味であり、化粧水の次に塗る化粧品の下地になるものでもあるからです。
洗顔後の肌というのは、実はとても不安定な状態。洗顔によって、肌に必要な油分や皮脂が洗い流されているんです。そこで化粧水の出番。肌に浸透しやすいように開発されているので、必要な成分を補うことができます。
化粧水を使用するときに、手のひらにつけるかコットンを使うかで迷ってしまう方もいるでしょうが、これは自分に合った使い方をチョイスしましょう。
手のひらを使う場合には、お風呂上りの手の温度で毛穴が開き、化粧水が浸透しやすい状態にすることができます。刺激が少ない点もメリット。しかし、まんべんなく浸透させることが難しいというデメリットがあります。
一方コットンを使う場合には、手のひらと比べて刺激が増してしまうデメリットがありますが、肌全体に化粧水を浸透させられるというメリットもあります。
どちらにしても、洗顔後、すぐにケアをすることが重要です。
美容液について
「美容液」は、名前の通り美容のための液体で、美容成分が濃縮されているものです。小さいサイズでも値段がそこそこしてしまうのはそのため。しかし、その凝縮成分も使い方を間違えば、効果はありません。
男性で誤解している方が多い点ですが、美容液は、トラブルが起こったから使うものではなく、「トラブルを回避するために使用するもの」です。エイジングケアを目指すのであれば、日々使う必要があるのです。
順番としては、化粧水で肌のキメを整えた後に使用するのが効果的。美容液には保湿のための油分が含まれており、化粧水が油分を浸透しやすい下地をつくり、その吸収性を高めます。
保湿や肌荒れ対策など、自分にあった美容液を選び、日々ケアしていきましょう。
乳液について
男性にはあまり馴染みのない「乳液」ですが、こちらも日々のスキンケアに重要な役割を果たします。
乳液の主な効果は次の2つ。「水分が蒸発することを防止する」ことと、「肌に潤いを与える」ことです。前述した「美容液」と同様で、化粧水の前に乳液を塗っても効果は期待できません。これは、乳液単独では強い保湿効果はなく、化粧水で水分を浸透させた肌に、乳液でフタをする使い方がベストだからです。乳液には油分が15~20%含まれているので、水分を閉じ込めることができます。
また、化粧水の後に使用することで、乳液自体の保湿効果も発揮され、より潤いとハリ感を与えます。逆に水分が不足している人は、乳液を効果的に使っていない可能性があります。
オールインワンについて
「オールインワン化粧品」とは、これまでご紹介してきた、化粧水・美容液・乳液などが1つになった化粧品のことです。
オールインワン化粧品には様々なメリットがありますが、まずは、面倒くささからの解放が挙げられます。男性にとって、鏡の前でのスキンケアの時間はなかなか面倒くさいもの。しかし、オールインワン化粧品をひとつ使うだけで、スキンケアに必要なすべての工程をクリアできるので、とても便利ですね。
また、経済的である点も見逃せません。いろいろな化粧品を揃えるとなると、けっこうなお金が飛んでいきますが、オールインワン化粧品は1本買うだけでOKです。
さらに、シンプルなケアだからこそ、低刺激で済むんです。
スキンケア初心者にもオススメできるのがオールインワン化粧品というわけですね。
※ちなみに当サイトに掲載しているスキンケア製品の中でオールインワンタイプの物は:母の滴シルバーエッセンスやアンドジーノなどです。